息子が胎内記憶(いや、もっと前?)について話し出す。昨日夢で色々思い出したとの事。
まだ話し始めたばかりの頃に一度だけそういった話を聞いた事があったが(母のお腹の中はどうだったかと尋ねると、自分が居たのは父のチン●ンだ、ピューッと(キューピーのように下の伸ばした手の指先を反らして)出て薄膜の中にヨイショと(腕で掻き分けながら片足ずつ入る仕草)入った、と。母の腹の中は寒かった(腹巻きとかして気を配っていたつもりなのにー!)と。)、これだけ長くまた詳細に、この年齢になってから(早生まれの今七歳)聞けるとは少し驚いた。


私達のもとに来る前は、微生物のような小さい姿で天にいて、大きな神様に育てて貰っていた(ドロドロしたご飯を貰ったりしていたらしい…)。今のクラスメート達のような仲間もいたが、自分は最後に降りて来た(息子は3月生まれ)。
天で神様がお父さんの事を調べ、自分と同じ趣味を持っていたのでこの人と決め、ヘソからチン●ンに入った。
そこには、胡椒大の白い粒のような姿で色々な顔をした仲間が沢山いた。
牛のような角のある小さな神様が選り分けをした。
息子が呼ばれ、投げられ飛んで行った先に(その時はベタベタ肌に纏わり付く何かと一緒だったらしい)、キノコのような形で下側が開いた卵があったのでヨイショと入り、大きくなるまでそこにいた。
腕を伸ばすとベタッとした。
お父さんの顔は天にいる時から知っていたが、お母さん(=私)の顔は産まれるまで知らなかった。
天にいる時に、お父さんお母さんの未来の話を聞いて、良い話(息子が大人なる頃、私達二人は仲良しらしい)だったのでそこに行く事を決めた。


★追記★
後日、この話をパート先の最近パパになったばかりの方に教えてあげた(偉そう…)。
愛しい我が子が、ママではなくパパ(=自分)を選んで来てくれたのかも知れないというのは、世の中の、仕事が忙しくて子供との時間を思うように取れない、またはいざ時間が取れても子供はママばっかりで自分って一体…などと彷徨える(?)新人パパ達を力付けるハナシではないかしら…いやパート先のNewパパさんが彷徨っているかどうかは知らんが…