どうもノドの調子が悪い。風邪の初期症状?今日は大人しく部屋で過ごす。っていつも大体週末は引き篭もってるけども。


さっきほぼ日刊イトイ新聞の"今日のダーリン"で面白いのを読んだ。宮崎駿作品は内容で勝負してヒットするのか、それとも宣伝戦略の巧みさでヒットするのかを、今回の『ハウルの動く城』で試してみた..とかって内容@詳しくは↑リンクから飛んで直接読んで下さい@但し15日限定..。
何でも今回の『ハウルの動く城』は、前々回@『もののけ姫』前回@『千と千尋の神隠し』に比べて非常に少ない宣伝量だったらしい。
何となく、今回はあまり宣伝を見掛けない*1ような気はしていたが(私はあまりテレビ番組を見ないし*2、読む雑誌も内容が偏り気味だと思うので、所謂"宣伝媒体"って言うのかな?そういうモノを目にする事が、タイミングによっては人より少なく*3一概には言えないのですが)やっぱそういう事だったのか。
で、今回そういう宣伝方法でもちゃんと映画はヒットしたねって繋がっているみたいなんだけど(要するに、"正当に中身が評価されている")、まぁそう簡単に言い切ってはしまうのはおかしいよね(勿論イトイさんも承知の上で、全て端折って"端的に"書いているのだと思いますが)。
アクマでも前回前々回で培われた監督作品に対する観る側の気持ちが大きく作用している筈だと思う(もっと前の作品からファンは沢山いたと思うし。そもそも映画本公開後もあれだけテレビで何度も何度も放映されていれば、特に意識の無かった人達の心を掴むチャンスだって増えるよ)。今回が例え少ない宣伝量でも、これ迄の宣伝量がそもそものキッカケになったかも知れない人達が、今回のその少ない宣伝の中の一つでも目にすれば、「あ、あの監督の新作?」と思って記憶に引っ掛かり易くなるだろうし。
だから言うなれば、今回は"これまでの積み重ねも意識に入れて、非常に効率的に宣伝戦略を展開してこれまた成功"って事なのかな。


今回の映画@ハウルの内容が私は好きだし、もののけ千と千尋をドカーン!と宣伝してハウルを抑えたってのも上手いなぁと思うよ。

*1:アクマでも"比較的"ってハナシ。私が日頃チェックしている映画群とは比べ物にならない程多いと思うんで

*2:嘘かも

*3:これまた嘘かも