映画館前の廊下。

≒舟越桂は非常に面白かった。タイミングが合えばもう一度観に行ってしまうかも知れない程良かった。舟越桂という人が大体スゴイ魅力的。ラストシーンなんてどうなのよコレ。すげーカッチョイイ。


私が舟越桂さんを知ったのは多分'96年春、地元の図書館だ。そこに彼の一冊目の作品集『森へ行く日*1ISBN:4763092022)』がひっそりとあったのだ*2。私は一目で彼の作るその不思議な雰囲気を漂わす像達に夢中になったのだった。それ以降、常に何となーく、彼の動きを気にしている。友人等にも何回か作品集やら何やらをプレゼントした事がある。だって素敵なんだもん皆に是非知って欲しいんだもーん。


パンフレットを買ったら楠の木っ端が貰えた。以前彼の特集をした雑誌@『プリンツ21/2000年夏号』のプレゼントにコレがあった。「欲しい!」と応募したけどハズれた..って事があったので嬉しかった。小袋の中は殆どが粉々の木屑だったけれど、爪楊枝よりは少しは太い..程度のモノが一本あって*3、それにくっきりと黒いラインが残っていて何だか嬉しい。リアル。清涼感のある良い香りがするのでしょっちゅう手にとって鼻を近付けている。

*1:'92年に初版が出ている

*2:ウチの地元の図書館は大概の本がひっそりと地味に置かれている..

*3:辛うじて"木っ端"と呼べる大きさの物も三つ..