時々ふらりと立ち寄る"ぽちぶくろ。"というサイトでワシの大好きな本が取り上げられていた。『扉のむこうの物語』という、'87年に初版が出ている、今思えば結構昔に書かれたお話だ。初めて読んだ当時ワシはまだ中学生*1、小学生の頃は毎日学校図書室に通っていたのに、中学の図書室の何とも味気ナイ感じに馴染めず*2、なんとな〜く足が遠のきつつあった時期に偶然出会ってすぐに夢中になった。その後、社会人になってから急に思い出して猛烈に読みたく、また手に入れたくなり、地元の図書館で出版社とか調べて本屋に発注するも取り寄せに時間が掛かり、こんなイイ本なのに目に触れにくくなってるってのは一体どういうこっちゃ!と憤慨したものだ。本の後ろに作者である岡田さんの住所が載っていたので*3、今また手に取る事が出来て嬉しいです!とかってお手紙を出したりもした(スゲーなワシ..)*4。去年名古屋の丸善であった岡田さんの講演会を偶々知って参加した時、この本が大好きである事を伝え、こういう長編を今後書くつもりは..と挙手して(スゲーなワシ..)伺った所、機会が有れば是非書きたいと思ってますよ、とか言って頂いたので嬉しかった。その後持参した本にサインして頂くイヴェントなるモノがあったので、偶々持参していた*5『扉の〜』にサイン頂いた。以前頂いていた賀状も持っていたので「こんなん頂いた事があったんですよ」と見せたら(スゲーなワシ..)「おぉー」とビックリ顔をしてくれた。
本屋に行く度、何気にチェックしてしまう作家の一人。

ワシが持っているのはコレの第8刷
扉のむこうの物語 (大長編Lシリーズ)

扉のむこうの物語 (大長編Lシリーズ)

想像力を刺激するカバー@カラーが素敵なんですが残念ながら画像が出ない..

今普通に(多分)本屋で手に入るのはコレ
扉のむこうの物語 (名作の森)

扉のむこうの物語 (名作の森)

今聴いているのは
PEALOUT1994~2005

PEALOUT1994~2005

本日のポカポカ陽気とは何だかミスマッチな、血を吐くような気迫を感じる音。

*1:..って事は出版されて間が無い頃に読んでたって事になるんかな??気付かんかったな..今ちょっと驚いた..

*2:今思うに絵本が置かれてないのが原因かなと..色彩の無い感じが好きじゃなかったんだよね..

*3:今は多分引越されてるんじゃないかしら..って知らんけど。住所が載ってるってスゴイ気がするんだけどこういう事って普通??

*4:そしたらその後プリントごっこで作られた賀状でお返事を頂いた!嬉しかったですアリガトウゴザイマス

*5:イヴェントが有るってのは知らんかったんで..