高校生の頃@15年程前?歌舞伎に興味を持ったワシ、片岡孝夫さん(当時)のその時既に絶版になっていた本がどうしても欲しくて、『演劇界』という雑誌に"譲って下さい"文を載せて貰った事があった。その時に「ウチで眠っているよりも..」と譲って下さった方がいた。その後、チョクチョクと手紙やら葉書やらの遣り取りをさせて頂いていた。ここ二、三年は年に数回というペースではあったけれども、細々と続いていた。
今日帰宅したら"喪中につき.."葉書が届いていた。その方の娘さん(と言っても多分ワシの母の方が年齢近いのではなかろうか..その方は昭和一桁生まれだったそうだから..)からだった。その方は今年の五月に亡くなられていた。今年、暑中見舞いを出さなかった(毎年、その方から先に葉書を送って下さり此方も慌ててペンを..という感じだった。今年は来ないなぁとも思ったのだった..)..今年、顔見世行った後お便りしなかった..今更考えても仕方の無い事を思って..悔やむ?..こういう気持ちを何と呼ぶのかよく分からない。今胸が少し痛いし、涙は出ないけれども泣きそうな感じもする。でも、今すぐにでも笑い声をたてようと思えば出来るとも思う。
ワシはその方に一度もお会いした事が無い。上京した時、訪ねれば良かった。


仕事の行き帰り、Lucky13の曲をずっと聴いている。昨日今日とミニアルバムに入っている"美しい世界"を繰り返し聴いた。

あの人が知らないと言ったら手渡したいアルバム
最初のミニ

最初のミニ