ジャケット。

夜、Lucky13のライヴを観に行った。彼等を初めて観たのは2005年11月で、フロントマンの中瀬君が飛び抜けているのが印象的だった。言葉は悪いかも知らんが、あの時は、中瀬至とバックバンド、だと思った。別にそれが悪いスタイルだとは思わないし(そのメンバーの中に居る事でフロントマンが精神状態を保つ事が出来、曲を産み出して行けるって事もあると思う)彼等もそうそういうバンドなのかなと思っていた。その後ベースが抜けた時には(ドラムはワシが初めて観た時点で既にサポートだった)、あぁやっぱりと納得したものだった。どうなってしまうのかなぁと思う間もなく新ドラム新ベースが発表され(当初ベースは半メンバー、との事だったが..その後どうなったんだろう??)その直後位のライヴを東京は下北沢で観た。その時、あぁこのバンド強くなるかも..と思った。ベースとドラムが強力になるというのはとても意味のある事だ。底から強い力でグッと押し上げられ支えられると、ギターとヴォーカルが安心してより自由に飛べるようになると思う。昨日のライヴでは、"中瀬至とバックバンド"なんかではなく、ちゃんとLucky13というバンドとして、しかもキッチリと圧倒的に強いパワーを放っていた。本編最後の『大きすぎない歌』を、その前の曲で切れてしまった弦をちゃんと張り替えて演ったのがMC含め良かった。その姿勢こそがラッキー、そういう所にココロ打たれる。益々このバンド好きになっちゃったなー。
そして彼等、記念すべき初ワンマンが!良いなぁ東京〜ワシも観たいなぁ〜..

『カラスの色は』発売記念ツアー Color of カラース
ツアーファイナルフルカラーワンマン編@下北沢CLUB Que

11月18日(土) OPEN:19:00 / START:19:30
ADV:¥2,000- / Door:¥2,500- ドリンク代別

今聴いているのは
カラスの色は

カラスの色は

CD聴いて可愛い気持ちでライヴ観に行くとぶっ飛ばされる感じやね、彼等は紛れも無くロックバンド。まぁワシあまりジャンル分けが好きでないけれども。


ライヴ後、物販前で中瀬君が「お久し振りです、makinagiさん」と..ギョッ!覚えてましたか。ロックンロールのような会場だと演る側観る側ゴッチャになっていて、そりゃコッチはファンなのでアチラの顔をよ〜く存じ上げているし、ライヴが良かった時とか言葉を掛けに行く位の事はするけれどもアクマでそれはその場限りの事、次の機会に顔を見ても知り合い面なんてしない(イヤそんなアツカマシイ事は出来ません..)のがマナー..というか「ほらほらアタシよアタシ!」というのは考えるだに寒過ぎる..なので出番待ちのバンドの子達が目の前をウロウロしていても中々「やぁどうも」などとは声を掛け辛いんだよね。昨日ワシかなり遅れて八時頃かな?会場入って、中瀬君が物販辺りをウロウロしているのを目の前にしながらも曖昧な顔で知らん振り(というか極力顔に焦点を合わせないように努力を..)していたのが急にドえらく恥ずかしくなりました..すみませんヨソヨソシイ態度して..(でもまぁ殆どのファンがそうじゃないだろうかね..あの一種独特のモジモジムードが面白いやら居心地悪いやら。あれもライヴの醍醐味?)。次の機会があったら「あ!どうもmakinagiです、観に来たよー」と一直線に正面から挨拶する事にします(..その時に「あ、誰?」って状況も寒いが..)。ので名古屋へまた早いうちにライヴしに来てねー。
しかし、「覚えてくれてたんですねぇ」と言うワシに、「えぇ、だって○○だから..(残念ながら何を言われたか忘れた.."独特"とか何とかそういういう事を言われたような..)」とフッと笑ったのはえーとそれはどういう..?「ストレンジだからインパクト強いよねぇぷぷッ」って事なんかな..ワシが今思春期だったら眉間に皺寄せて相当考え込むと思うなぁ〜..ま、今は「認識し易いならそれはそれでいっかー」位で済むけどさ。オトナになるってスバラシイ。