『半島を出よ』を読み終わってしまった。読み進むに連れ速度を上げ、最後など全力疾走で駆け抜けてしまった感じ。イイ本読んだ。昭和歌謡大全集に出て来る人物の生き残りのその後をって所からこの作品の構想が始まったってのを読んでへぇ!と思った。ワシ普段は巻末の参考文献なんて殆ど見ないのだけれども、今回は一通り目を通してみた。そのあまりにも膨大な量に圧倒された。全部読もうと思ったら一体何年かかる事やら?これらを読み込んだ上でこの作品が生まれたのかぁ〜..作家ってのはスゴイもんだ。島田雅彦の解説も面白かった。狩猟系の作家、農耕系の作家ってハナシには何だかすごく納得してしまった。

発売日延びた?
劇場の迷子』(戸板康二創元推理文庫

何だよなんだよ8月の終わりに出るって言ってなかったっけ?


明日は部屋の契約に取り掛かりつつ、住む事になる町をチョロチョロ歩いてみる予定。