NHK土曜ドラマ、『ロング・グッドバイ』。
チャンドラーのマーロウを読んだのは村上春樹訳の『ロング・グッドバイ』が最初だった。これがとても面白かったので、深夜再放送分を録画して見た(..とか書いてるけど、最初新聞テレビ欄で見掛けた時には小説と結び付かず、何か聞いた事のあるタイトルだけど主演浅野忠信だし..何だろう??..な状態だった。浅野忠信綾野剛が出るならとりあえず..と録画しておいて良かったわ〜..NHKは本放送後すぐに何度か再放送してくれるのでメチャ助かる^^)
マーロウの他シリーズも何冊か読んだが、訳者によってこうも印象が変わるのか!と改めて思った作品だった。私は村上春樹の小説は(今のところ)あまりフィットしないのだけれども、マーロウはこの人の訳で読みたい派かな。
ドラマ版、浅野忠信演じる増沢磐二(マスザワバンジ)..て誰!と思ったけれども(もちろんフィリップ・マーロウに該当)、何だかとっても上手く出来ていて嬉しく驚いた。綾野剛演じるテリー・レノックス..じゃなくて原田(旧姓城崎)保が印象的。原作より(既に記憶がボンヤリしてるけど..)分かりやすく魅力的な人物だった(..ような気がする..なんせ記憶が..)。
映像もキレイだったし、雰囲気があってイイ(あと言葉遣いが印象的、特に保の言葉がキレイな気がするんだけど何でかな?..←怠慢!突き詰めて考えろー)。こういう映像化があったかーという感じ。続きも楽しみ。


ロング・グッドバイ

ロング・グッドバイ

↓こんなの出るの?!マジ驚いたー。↓まぁこっちは分かる。