12/10(土)

以下自己満足。


HARD RAIN、開場時間少し過ぎに無事到着。中入ったは良いが何処で観るべきか決めかね、アッチ座ってみたりコッチ座ってみたりとウロウロし、ようやく壁際の席に落ち着く。隣に座っている眼鏡をかけた女の子にど〜も見覚えが..そう、7月1日のライヴ@渋谷クアトロでワシの隣りで観ていた子だ!間違いナイ!休憩の時、「あのー..実はワタクシあの日隣りで観ていた者なんですが..」と、相手にしてみたら「何言ってんの」的挨拶を唐突に切り出すも、「えーホントですかー?!」と笑顔でお話して頂けたので嬉しかった..18日にもお会い出来るのを楽しみにしてます。
気付いたら、ベージュ?のマフラーを巻いた近藤さんが受付の所に居た。裏に引っ込み、黒ジャケットにネクタイ姿(足元はブーツ..)で赤いギターと黒いファイルを手に静かに登場。近藤さんってばアレに似てる!と今回唐突に思ったのがサンリオキャラクターのリトルツインスターズ、所謂キキララやね。髪の長い方はー..ララちゃんか、よく知らないけどあの子のもう少し髪が短くなった感じが思い浮かんだのよ..別に内股で立ってたワケでも無いと思うんだけど..目の前歩いて行かれた時に何気に肩の感じやらを見ていて「!」と唐突に思い浮かんでしまった。別にサンリオ好きじゃ無いんだけど..でも今考えてもやっぱ似てる気がするなぁ。うふふふふワシ上手いこと言うた!@自画自賛


赤いギター、ピアノ、赤いギター。途中、10分程の休憩を挟んだ。近藤さんはポカリを時折口に運んでいた。そういえばココ、ドリンクの持ち込み禁止って入り口に書いてあったなーとショウモナイ事を一瞬考えるワシ..@どうにかしてくれ。THE BEATLESの"Cry Baby Cry"と"Across the Universe"、ジョンの二曲をやった。8日はジョンの命日だった。途中、「あぁ、これは前にサンセットストリップ@名古屋のライヴハウスでも演ってたなぁ」と分かる曲が数曲。口ずさめと言われてもムリだがアタマ?ココロ?は覚えているようだ。近藤さんの曲を聴いているとココロがグーッと深い所へ潜って行ってしまい、気付くと色々な事を考えている。曲の世界ダケに集中しようと思っても、それを糸口にして..なのか何なのか、グーッと潜って行ってしまう..で、時々「は!」と此方に戻って来る感じ。いや、寝てるんじゃナイです。静かに耳を傾けていると気持ち良くなって来るらしくうっすら眠っている人もチラホラ見掛けたけど(平日の夜だったしね..)、それとは違うと思う。何だろう、今はよく分からない。
演奏途中にバツッと音を立て、二弦か三弦?を切っていた。先日のライヴでは短い持ち時間なのに二回も切ってしまって..話す事も無くて..と言っていた。梅田で宝籤を買ったそうで、一本しか切らなかったら一億円当たる!とゲンを担いでいた。「..今一等って一億?二億?..三億?」..と金額が曖昧らしき近藤さん、あぁエエなぁこの人のこういうトコ..とワシ少しウケてしまった。プロが弦を張り替えている所を初めて見た。爪弾く部分を何度もグッと引っ張っていた。..ら、またしてもバツッと音がしたので「あ!切れた?!(≒一億円がー!)」と一瞬緊張が走るも、ただボールエンドが緩んだだけだった模様。張り替えたと思ったらまた切れたりするんだよねーと言っていた。
上田ケンジさんの曲も一曲。上田ケンジさんかぁ..the pillowsをキッカケに名前だけは知っていたけれども、ワシは彼の音楽を未だに聴いた事が無い。近藤さんも言っていたがもうすぐ新譜が出るらしいので、これを機会に聴いてみるかも。


7時半少し過ぎてたかな?ジャストだったろうか..に始まり、終りは何時だったろう..時計見なかったから分からないけど、二時間半..位かな..??(違ったらゴメンなさい)とにかく時間はアッ!という間に過ぎてしまった。


遠征している時というのは、地元で観ている時と違い終電の時間をそう気にしなくてもイイのが嬉しい。ライヴ後も至極のんびり、お隣さんとお喋りしたりアンケート..感想?用紙記入してみたり..したものの結局考えが纏まらないので書くのは諦めた(ワシは会場でアンケートを書くのは苦手だ。落ち着かなくって書けない。伝えたい事がある時は後でファックス!派)。
そろそろワシも帰らねば..と思い出した頃に、片付けの為に近藤さんが舞台に戻って来た。「(アンケート渡したいけど)忙しそうやな〜」とお隣さんが気遣いを見せていたというのに、ワシったらまたしても邪魔をしに行ってしまった..間が悪くてホントゴメンなさい..
「近藤さん」と呼び掛けると顔を上げてくれ、「握手して下さい!」と言うと、茶目な表情で手の平を軽く服で拭い右手を差し出してくれた。ホンノリ温かい手の平だった。ウレチイ!今ホントに目の前に居るんだぁなどと妙な感動をした..「明日@9日名古屋ですね」と言うと「ハックフィンね!」と笑顔で即答されたので、おぉ〜ちゃんとライヴハウス名を把握している(失礼)と思った..いや、違うそういう事じゃなくって、ワシは愛知県民だけれども明日はど〜っしても行かれないので今日観に来ました!と言うと、それまでニコニコと笑顔で此方を見て頷いていた筈なのに、え?何て?てな感じで聞き返す近藤さん..アナタ..ヒトの話聞いてないでしょ..ウケた。もうワシ何にでもウケてしまいますよ。つかワシの声って聞き取り難い?今回はあんまし動揺せずに普通に話してたと思うんだけど..まぁイイや、で、「あのー..Lucky13ってバンド知ってますか?」とまたしても唐突に尋ねるワシ..一瞬怯んだ後少し申し訳無さそうに(?そう見えました..)「いや、知らない..」と答える近藤さん..ゴメンなさい、イイんですそんな困った顔しなくても。で、おもむろにダウンジャケットの内ポケットからすっかり温まっちまった『最初のミニ』をハダカのまま引っ張り出して「これ聴いてみて下さい」と押し付けるワシ。近藤さんはそれをひっくり返し、ワシが少し意外に感じる程に裏側をよく見ていた。あぁ、音楽やってる人の見方だなぁなどとまたしても妙な感心をするワシ..と思いきや、ワシが演ってんのかとか何とか聞く近藤さん..アナタ..ヒトの話ホント聞いてないでしょ..ウケた。いやいやいやいやワシはタダのファンです!(ゴメンなさいLucky13..)と大否定し、彼等は東京の男の子三人のバンドでライヴが凄く良いとワシは思うんですよ近藤さんのライヴ@18日の翌日に彼等ツーマンやるんだけどワシ近藤さんもこの子達も両方観たいからこの際東京まで行っちゃう事にしたんですよってな話をダーッ!とした。まぁイイんです、あんまし伝わってなくても。で、ちょっと躊躇ったけれども(今更だよワシ..)「あの、サインして頂きたいんですが..」と切り出すと、少し間があり、「これに?」と先ほど手渡したLucky13のCDを指す近藤さん..違〜う!..アナタホントにヒトの話を..まぁイイです..「いえ、コレにお願いします」とジャケットのこれまた別のポケットから来年の手帳@ほぼ日を引っ張り出し、仕入れて来たサインペンと一緒に差し出して書いて頂いた。ウレチイ!ちゃんとギターを持ってるー@写真参照。
まぁそんなこんななお話を色々とさせて頂き、じゃ18日東京で待ってるから、とのお言葉を頂戴して帰路に着いた。


今思い出せるのはこの位かな。長いなぁ..だって忘れたく無いんだもーん。ねぇ。
しっかし6月24日のPEALOUTとしての名古屋でのライヴの時、フロアに降りて来てワシのすぐ目の前を歩いて行った、体当たりしたとしても撥ね飛ばされてしまいそうな程の力強さを漲らせていた人と同一人物だとはどうしても思えない(その時のワシの日記は此方)、とても柔らかな雰囲気の人(サンセットストリップで観た時にも思ったけど..その時の日記は此方)。ホント不思議な人だ。