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改訂版が！

忘却の河 (新潮文庫)

全集を持ってはいてもやっぱり欲しい文庫版..というか、解説が池澤夏樹だったので、それを読みたかった。10年以上前、福永の幼少期の写真とかが載っている単行本の頁の隅で子供の頃の池澤夏樹＠坊っちゃん刈りを見つけ、それで初めて彼＠池澤が彼＠福永の息子さんだと知った。その時は何だかスゴイ発見をしたような気がしたものだが（作品を読む上でそういう事は大して重要でナイという事なのか、当時そこに触れた資料を殆ど見掛けなかったような..いや、知らんかったのはワシだけか..)、今じゃフツーに巻末で息子としての語り（ほんの少しだけ）なんてのも読む事が出来てしまうのね。装丁が変わってしまったけれども、今回も中々に雰囲気が合っていて良い感じなのでは？この機会に読み直そう。